ビールをチェイサー代わりに　マタドールでの乾杯が続きましたが、

21時過ぎ頃から、　翌日も仕事がある人達が　徐々に帰り始め、、

しばらくすると、　家族の他は　私とラッキー君、レズビアンの娘だけになりました。


私は　少々空腹を感じ、　

ラッキー君とレズビアンを誘って　焼肉でも食べに行く事にします。

私達のホテルがツインルームでしたので、　その後は　4人で泊ることにも　しました。

家族達に　お礼と別れの挨拶をし　外に出ると、

Rちゃんが　母親に お金（生活費）　を渡していいか？　と聞いてきます。

OK　と　返事をすると、　いくら渡す？　と　聞かれたので、　

私は　（金額は）任せる　と　答えました。



トライシクルで大通りまで出て　タクシーに乗り換え、　エルミタ方面へ向かいます。

タクシーの中でも　お喋りが続きましたが、

Rちゃんが　ディスコに行きたい　と　言い出し、　他の2人も賛成したので、　

以前も行ったことのある　パサイの　NIRVANA　に行く事に変更しました。


土曜日の夜でしたので、　NIRVANA　は　かなり混雑していました。

ダンスフロア近くの席に案内され、　ビールで乾杯します。

好物のシシッグを　つまみに　ビールを飲んでいると、

以前ドリンクを出した　ダンサーの　お姉ちゃんが　私達を見つけて寄って来たので、

Rちゃんの誕生日　という事も有り、　ドリンクをあげて　5人で飲んでいました。

そのうち　そのダンサーが、　妹も呼んでいいか　と聞いてきます。

私は　支払いの事が　少しだけ気になりましたが、

Rちゃんが　OK　をしたので　大丈夫なんだろう　と　思い、

ダンサーの妹も一緒に　6人で　飲んだり　踊ったりしていました。



いい加減に飲み疲れ、、　

ホテルに帰ろう　と　思い　会計をすると、　P5,000くらい請求されました。

すると　Rちゃんが、　（支払いに）お金が足りない、、、　と　言い出します。

朝にホテルを出る時は　全部で　P14,000～P15,000くらいは　持っていたはずなのに、

確認すると　その時は　P3,000くらいしか残っていませんでした。。

私も　万が一の時のタクシー代　と考えていた　P1,000程度しか持っておらず、、

支払に　P1,000くらい足りませんでした。

念の為　ラッキー君やレズビアンに所持金を聞いてみますが、　ほとんど持っていません。

ホテルに戻れば　金庫内に　十分な　お金は置いてありましたが、

Rちゃんに　何で　お金があまり無いのに　ディスコに来たの？　と質問すると、

酔っているので　残金の事は　分からなかったし、　貴方も　お金を持っていると思った　と言われ、

私は　滅多なことでは怒らないのですが、　かなり酔っていたせいもあり、、　

この返事には　キレて、、　Rちゃんを怒鳴りつけてしまい、、、

仕方が無いので、ラッキー君とレズビアンを残し、2人でホテルへ　お金を取りに行きます。


タクシーの中でも　ずっと無言のままでホテルに戻りますが　私の怒りは収まらず、、

金庫から不足分の　お金を取り出して　Rちゃんに渡し、

独りで支払いに行って　そのままバハイに帰る様に　と　伝えます。

すると　Rちゃんは　アヨ コ～（嫌だ～　）と　叫んで　泣き出しました。

私が　無視をして　早く行くように　と　伝えると、　

初めて　ソーリー、ソーリー　と　謝り始めました。。

お願いだから許して、、、　と　言われ、

私の怒りも多少収まり、、　2人で　NIRVANA　へ戻る事にします。。


タクシーの中でも　Rちゃんは　泣きながら　ソーリー　を繰り返していました。


NIRVANA　で支払いを済ませ、　

ラッキー君とレズビアンには　タクシー代を多めに渡して　帰ってもらう事にします。

出口まで見送りに来た　ダンサー姉妹に　チップを要求され、

なにもこんな時に、、　と　思いますが　P100づつ渡しました。


Rちゃんは泣き続けていましたが、　再びタクシーでホテルに戻ります。

私の怒りは完全には収まっておらず、

今夜は　別々のベッドで寝よう、、　と　伝えると、　また大声で泣き出したので、、、

さすがに可哀そうに感じて　私の腕枕で　一緒に眠りに　つきました。。。。



続く



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完全に陽も暮れ、、　Rちゃんと私は　かなり酔いが廻っていました。。

近所の知人達も、　時々　訪れては　挨拶をして　食事をしていきます。


もう酔っぱらったし、、　いい加減にホテルへ戻るろうかな、、　と思っていたら、

突然　Rちゃんの友人達が　10名くらい訪ねてきました。。

私は　ほとんどが　初めて会う人達で、、　

トンボイ（オナベ　）　の娘だけが　会うのは2回目でした。



↑　オナベと　レズビアンのカップルです、、、



Rちゃんのバハイは　とても狭くて、、　全員は　入りきれませんので、

ほとんどの人は　バハイの前の　狭い通路で、　飲んだり　食事をしたりしていました。。

ビールが　あっという間になくなり、　もう1ケース　追加で購入します。

ビールや　アイスティーをチェイサーにして、　今度はマタドールで　乾杯が始まりました。。

ひとつのグラスを　順番に　みんなで廻し飲みする　フィリピン スタイルです。

私にも　時々　廻って来て　一気飲みをします。。

この飲み方には　唾液による　ウイルス性の肝炎に感染する恐れが有る事は知っていましたが、

いつもの様に　特に気にする事も無く、、　順番が廻ってくれば　飲んでいました。　

幸いにも　今のところは　何の病気にも感染していません。。



私は　あまり写真を撮らない方ですので、　デジカメを妹（次女　）　に任せました。

あとで写真を見て、　こんな人にも会ったな、、　と　思い出すことも有りましたし、

妹のお陰で、　沢山の記念写真を残すが出来ました。



↑　バハイに入りきれない人達が　外で酒盛りをしていました、、、



突然、　Rちゃんが　ひとりのピーノを　私に紹介してきました。

昔からの長い友達　と言っていましたが、　ギャングの様な人相をしており、

以前の彼氏ではないのか、、、　と　思って　最初は少しだけビビりましたが、

話をしてみると、　大人しくて　真面目な印象を受けました。　



↑　奥左側の帽子を被ったのが　そのピーノですが、
　　普段なら　私からは決して近寄らない外見をしています、、



酔っているせいなのか、、　かなり聞きとり辛い英語を喋ります。

私が　Rちゃんの前のボーイフレンドなの？　と　質問すると、

ボーイフレンドでは無く　長い友人だ、、　と　言っていました。

最後に、　Rちゃんや　家族達の事を　今後も頼む、、　みたいな事を言って　握手を求めてきたので、

私は　分かった、、　と　思わず答えて　その手を握り返してしまいました。。



そのうち　マタドールが無くなり、、　近所のサリサリでは売っていない　という事で、

酔い醒ましも兼ねて、　Rちゃんと　私で　近くのスーパーに　歩いて買い物に行きました。

マタドールを5本と　スナック類を買い、　バハイに戻って酒盛りは続きました。。。。



続く



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Rちゃんは　ボラカイで撮った写真を見せながら、

家族達に　その時の状況や　出来事を　説明しています。

皆　羨ましそうに聴いていましたので、

私が、　今度は　みんなで一緒にボラカイへ行こうか　と　伝えると、

家族達は　大喜びでしたが、、、　　　未だに実現は　していません。。。

ボラカイは、　ピノイ達にも憧れの場所だ　と　再認識しましたが、、、



食事が終わり、　ラッセルちゃんが　早くケーキを食べたい　と　言うので、

近所の冷蔵庫に預けておいた　ケーキを持ってきて　開けてみると、、

生クリームが溶けて　酷いことになっていました。。



↑　南国のフィリピンでは　生クリームのケーキは　向いていないのかもしれません、、、　




↑　キャンドルブローの瞬間です、、
　　Rちゃんが着ているのは　ボラカイで　P4,000で買ったワンピースです、、、



Rちゃんと私は　ビールを飲み続け、、

ケーキを食べて満足した　ラッセルちゃんと　その友達が　音楽に合わせて踊り始めます。

マイケル ジャクソンの　Beat it では、　股間に手を当てて　激しく腰を振っていました。。

最初は　みんなで手拍子しながら　大笑いして　観ていましたが、

当時　大流行していた　Nobody 　という　韓国女性グループの曲が流れると、

Rちゃんは、　アコ ナ （私が、、　）　と　言って、　踊りだします。

この模様は　面白かったので、　デジカメで　動画も撮りましたが、、、、



陽も暮れ始め、　そろそろ　お開きかな　と　思った頃、

バクラのラッキー君と　レズビアンの　お姉ちゃんが　訪れます。

ラッキー君の　面白い冗談で、　一気に場が盛り上がりました。。



↑　写真を撮る時は　常にポーズをキメる　ラッキー君、、、



ラッキー君と冗談を言い合いながら　マタドールで乾杯します。

Rちゃんは　ボトルの封を切った後、　

最初のキャップ1杯分を　外の地面に流していましたので、、

私も　かなり前から知っていましたが、　

これは　最初の1杯を　神様に捧げる　と　いう　フィリピン スタイルで、

Rちゃんも　結構　飲み慣れているみたいだな、、　と　感じました。


私は　この時　初めてマタドールを　ストレートで飲んでみて、、　

個人的には　タンドゥアイの方が　断然　美味しい　と　思います。。


Rちゃんも　私も　結構　酔っているのが分かりましたが、、

みんなで　楽しくアルコールを飲み続けていました。。。。



続く



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9時前に眼が覚め、、　Rちゃんを起こして　ホテル1階のレストランに朝食に行きました。

レストラン内は　ガラガラでしたが、、

若い日本人が2人と　若いピーナが1人の　3人で食事をしており、

彼らが　私達の方を　チラチラ見ていた事もあり、、　

どういう関係のグループなのか　少しだけ気になりました。


朝食を終え、　部屋に戻って　Rちゃんの誕生日パーティーについて　聞いてみます。

何時から始まる？　何名くらい参加する？　など質問しますが、、

はっきりとした返事は無く、、　Rちゃんも　よく判らない様でした。

昨年は　家族の他に　友人達が10名くらい来てくれたそうですが、

今回は　色々と　Text　したけど、　特に返信は来ていない様でした。。

そこで私は、　家族と　近所の知り合いだけが来るんだろう　と　勝手に判断し、

いつも預けている　お金とは別に　P10,000（約20,000円）　を渡して　

これで誕生日パーティーの費用を　全て賄う様に　と　伝えます。

Rちゃんも了解し、　サラマッポー（有難うございます　）　と　言って受け取りましたが、、、



昼過ぎまでホテルで過ごし、　ボラカイ旅行での　お土産も持って、

誕生日ケーキを買うために　ロビンソンへ行きました。

Rちゃんの希望で、　レッドリボンで　生クリームタイプの新作のケーキを買います。

ついでにピザも買い、　タクシーで　Rちゃんのバハイへ向かいました。


サリサリの前で　妹のラッセルちゃん（四女）　と　その友達が待っており、

私と手を繋いで　Rちゃんのバハイに入ります。

母親と　妹（次女）　が　料理の真最中で、　すぐに台所から出てきましたが、　

真っ黒に日焼けしたRちゃんを見て　驚いていました。。


ボラカイで買った　お土産を渡し、　雑談していましたが、

料理が出来上がるまでに　もう少し時間がかかる　という事で、

ボラカイで撮った写真をプリントするのと　Rちゃんが好きなテキーラを買うために　

近くの　小さなショッピングモール（エヴァコン）　へ行く事にします。

ラッセルちゃん、　Rちゃんと私の3人で　トライシクルで向かいました。


フォトショップでプリントを頼むと　1時間くらいかかる　と言われましたので、

その待ち時間を利用して　スーパーに買い物に行きました。

アルコール売り場で　テキーラを選んでいると、

Rちゃんが　マタドール（MATADOR　）　という　ラベルのブランデー（？）を指して、

これが安くて　美味しい　と勧めてきます。

私は　タンドゥアイ（TANDUAY )　という　ラム酒は　好きなので　時々飲みます。

マタドールは　この時初めて知りましたが、

大瓶が　1本　P80くらいと　とても安かったので、　2本買いました。

Rちゃんが　テキーラは要らない　と言うので、　

ちゃんと予算内で済む様に考えているんだろう、、　と思い　買いませんでした。


ジョリビーで時間を調整し、　写真を受け取り、　

チキンの丸焼きや　母親の好物のマンゴなども買って　バハイに戻りました。


バハイに戻ると　料理は終わっており、

Rちゃんと　私はビールで、　他の家族達はコーラで乾杯して　食事を始めます。





冷蔵庫が無いので、　飲み物は　大きなポリバケツに　氷と水を入れて冷やしていましたが、　

ビールを　1ケース買っていましたので、

Rちゃんと私の2人だけでは　飲みきれないな、、、　と　思っていました。。。。



続く



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小型のワゴン車で、　ボラカイ側の港に向かいます。

4泊5日の小旅行でしたが、　あっという間に終わってしまい　寂しく感じます。

ボラカイ側から乗ったバンカは　他の3人の客と　相乗りになりましたが、

なぜか　大型ワゴン車は　私達だけを乗せて　カティクラン空港へ向かいました。


出発の　約1時間前には　チェックインを済ませ、　コーヒーショップで一服します。

待合所内には　喫煙所は有りませんので、、　

出発の30分くらい前まで、　コーヒーショップにいました。


そろそろ時間だと思い　待合所に向かいますが、　セキュリティゲートで　靴を脱ぐように指示され、

Rちゃんは　又　苦労して　靴を脱いで　履き直していました。


小さな待合所は　そこそこ混んでいましたが、空いてる席に座って搭乗を待ち、

予定通りの時刻に　小さなプロペラ機は離陸します。

Rちゃんは　飛行機に乗るのは　これで2回目で、、　まだ緊張している様でした。。




国内線の空港から　タクシーで　キンバリーホテルに戻ります。

チェックインを済ませて　部屋に案内されると、、　またツインルームでしたが、、

あと2泊だけだ　と　思い、　我慢する事にします。



翌日は　Rちゃんの誕生日パーティーを　する予定でしたので、

母親に連絡して、　料理や飲み物類の手配を　お願いしました。

食材費は　大丈夫だが、　飲み物代が無い　と　言われて、、

翌日　渡すので、　とりあえず　ビールなどの予約をしておいて貰うことにします。


2人で　今夜の過ごし方を相談していると、

Rちゃんの　お店のママさんから　頻繁にTextが来ている様で、、

いつ　お店に遊びに行くのかを　聞かれます。

Rちゃんは　仕事を休んでいましたが、　たまには　お店に　遊びに行く事が条件でした。

私は　あまり行く気が無かったので、、　今回は行かない　と伝えると、

Rちゃんは　少しだけ考え、　まだボラカイに居る　と　ママさんに返信していました。。


夕刻までホテルで休憩し、

夕食の為に　Adriatico通りを　Remedios Circle方面に向かって　ブラブラ歩いていると、

アップステージという　J-KTVの向かいに　白人客で繁盛しているオープンレストランが有りました。

ほとんどが　バックパッカーの様な　白人達でしたので、、

こういうレストランが　安くて　美味しいんじゃないか、、　と　勝手に想像し、、

空いていた　道路側のテーブルに座り、　バケットでビールを頼んで乾杯します。

メニューを見ると、　特別に　安い訳ではありませんでした。。

私の好物のシシッグと　Rちゃんの希望で　ビーフンを注文します。

私は　基本的に　フィリピンのビーフンは　あまり好きでは無いのですが、、

ここのビーフンは、　まだ　マシな方かな　と感じました。


通行人を眺めながら　ビールを飲んでいると、　沢山の物売りが声を　かけてきます。

小さな花束を売る　女の子が多かったのですが、

ハロウインが近い事も有り、　鬼の角の様な　光るカチューシャを売りにきた娘がおり、

Rちゃんが　欲しいというので、　1つ　P100で買ってみました。

私も　P50の小さな花束を買い、　ハッピーバースディ　と　言って渡すと、

Rちゃんは　とても嬉しそうでした。。。


バケットを　2つ（計10本）　飲み終わり、　歩いてホテルに戻ります。

多くの　KTVの客引きに声をかけられ、　ウンザリしながら歩いていると、、

突然　Rちゃんが　アッ　と声を上げ、、　その客引きのピーノと　言葉を交わしました。

私も　なんか見覚えのあるピーノだな　と思っていましたが、、

Rちゃんの　お店のスタッフの　ひとりに　偶然出会ってしまいました。

私達は　まだボラカイにいる事になっていましたので、、、

Rちゃんは　最初は気にしていましたが、　あとは開き直っていました。

お店は　パサイに有ったのですが、　客が少ない時は、

Rちゃんも　マラテ・エルミタまで　ビラ捲き　に来る事も有ったそうです。。

Rちゃんが　ビラマキ　という　日本語を　使っていたのが　印象に残りました。



そのまま　ホテルに戻り、　一緒にシャワーを浴びて、、、、

早目に　シングルベッドで一緒に眠りに　つきました。。。。　



続く



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