目が覚めると　14時を廻っていました。。

前日は　朝まで飲み続け、、　まだ疲労が残っていましたので、

Rちゃんの家族に会うのは翌日にし、　ホテルで休養しようと思っていました。


ルームサービスで　簡単に昼食を済ませ、　テレビを観ながらノンビリしていると、

Rちゃんから、　妹（次女　）のバハイに　仕事で使う服を取りに行きたい、、　と言われ、

妹の旦那さんも日本人の方ですが、　どんなバハイなのか興味が湧いてきたので、

一緒に　行ってみる事にしました。。



外出の準備を済ませ、　タクシーで向かいます。

場所は　内緒ですが、、　二十数階建ての高層マンションでした。

ガードのいる　ゲートまで　妹が迎えに来てくれ、、

○○階の部屋に案内されましたが、、　エレベーターや廊下の造りなど、

なんか　香港映画にでてくる　古いマンションの様な感じです。。

旦那さんが不在の時に　お邪魔するのには　少し気が引けましたが、

妹から、　気にしなくていい、、　と言われ、　部屋に入ると、　

部屋の中は　思っていたより質素でしたが、　眺めは大変良かったです。

分譲なのかな、、　と　思っていましたが、　賃貸との事でした。


妹は　出産予定日まで　あと1ヶ月足らずで、、　かなり大きなお腹をしています。

妹とRちゃんから、　産まれてくる子供の　ニーノンになって欲しい、、　

と　言われますが、　私は　笑って誤魔化しました。。



やはり　旦那さんが不在なのが気になり、、

Rちゃんの　着替えや　仕事着の準備が終わると　すぐに帰る事にしました。

妹が　ゲートまで見送りに来てくれたので、　なんとなく　家賃を聞いてみます。

教えてくれた金額は　思っていたよりは安かったのですが、、

一般的なフィリピン人では　払い続けれる金額ではありません。

メイドもおり、　メイド用の部屋も有りましたので、

フィリピンらしいな、、　と　感じました。


私は　在比の日本人の方には知人がいませんので、、

機会があれば　旦那さんと　お知り合いになりたい、、　と　思っていました。



大通りまで出て　タクシーを拾おうとしますが、　なかなか空車がつかまりません。

ようやく　空車のタクシーを見つけてホテルに戻り、

夜までマッタリと部屋で過ごしました。。。。



続く



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ショートメールの着信音で起こされました。

Rちゃんから、　仕事が終わった、、　という　メッセージでしたが、

酔っぱらって　中途半端に寝てしまったので、、　

頭もよく廻らず、、　ベッドに　うつ伏せになったまま動けません。。

そのまま　しばらく動けないでいると、　ドアがノックされ、、

Rちゃんの　声が聞こえたので、　慌ててドアを開けると、　　

Rちゃんが、　ハロ～～！　と　言いながら　抱きついてきました。

彼女は、　その後も　アルコールを飲んだ様で、、　かなりテンションが上がっています。

私も　ようやく頭が回転し始め、、　友達はどうしたの？　と　尋ねると、

みんな　ホテルの外で待っている、、　との事でした。。

私の携帯に電話したが　応答が無いので　部屋まで迎えに来た、、　と　言われ、、

携帯を確認すると、、　全く気がつきませんでしたが、　数回の着信履歴が有りました。。


顔を洗って　外に出ると、　ホテルの向かいに　4名の娘達が　しゃがみ込んでいます。

RMちゃんの他は　初めて見る顔ですが、　みんな一緒に働いている親友達だそうで、、

客引きに誘われ、　近くのライブハウスに行く手筈になっている様でした。

歩きながら　挨拶を交わし、、

またしても　私の事を、　ボーイフレンド　と　紹介していましたので、、

本当に大丈夫なの？　と　思ってしまいました。。


案内されたライブハウスは　レッド カーペット バー 　と　言いますが、

今現在は　諸事情により　閉鎖されています。。　


中に入ると　生バンドが　大音響で演奏しており、　

まだ眠気の抜けない私にとっては　少し苦痛でしたが、

ビールで乾杯をすると、　眠気も覚め、、　5人の　若い　お姉ちゃんに囲まれ、、　

なんか　大鴨の　痛いオヤジの様で、、　少し恥ずかしく感じました。。　


しばらくすると、　見覚えのある　若いピーノが　席に来て　挨拶されます。

Rちゃんから、　一緒に働いている　お店のスタッフだ、、　と　紹介され、、

見覚えのあった理由が　分かりました。。

お店の後片づけが終わり、　合流してきたそうです。


料理もバンバン注文し、　ビールもガンガン飲み続けます。。

彼女たちにとっては、　仕事が終わって　これからが遊ぶ時間帯の様です。。



生バンドの演奏に合わせて踊ったり、、　楽しく過ごします。

彼女達は、　私が　Rちゃんのボーイフレンド、、　と　知ったからでしょうが、、

自分たちの　アサワや彼氏の写真を見せてくれたり、　プライベートの話も沢山聴けました。

外国人が　ボーイフレンドの娘も2名おり、、　2人ともアメリカ人でした。

彼女達とは今でも交流が有り、、　私の誕生日に　お祝いの電話をくれたのも　彼女達です。


閉店になる　午前6時頃まで　飲み続け、、　私は　ヘロヘロになって帰ることにします。。

外に出ると　まだ　真夜中のように暗く、、

彼女達とスタッフは、　私達の事を心配して　ホテルまで見送ってくれました。


ホテルの部屋に戻り、　私は　そのまま爆睡しましたが、、

Rちゃんは　まだ飲み足りなかった様で、、

独りでテレビを観ながら　買い置きの　ビールを飲んでいました。。。。


　※この時点では　全く気付いていませんでしたが、、
　　生バンドのドラマーが、　義姉Jの近所に住んでいる　私の知人だったので、、
　　なんでイチローがマニラに居る？、、　と　義姉Jに連絡し、
　　それが　日本に居る比妻にも伝わってしまいます。。。

　　このバンドは　不定期で　各地のライブハウスを廻っているのに、、
　　よりによって　私が行った時に　同じライブハウスで演奏しているとは。。。。




続く




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KIMURA　KTV では　2階のソファー席に案内され、　Pちゃんを呼んで貰います。

すぐに　Pちゃんも席に着き、　再会を喜び合って　ビールで乾杯しました。

Rちゃんからは、　KTVで働き始めた事は　恥ずかしいから　Pちゃんには内緒にして、、　

と　言われていたのですが、

Rちゃんは、　いきなり　自分から　その事を　Pちゃんに告げていました。。

私は、、　どういう事なの？？　と　全く理解できませんでした。。。


シシッグや　フライドチキンなどをツマミに　楽しく過ごします。


突然　Rちゃんから、　タバコ　イイデスカ？、、　と　日本語で言われます。。

私が、　エッ　タバコ吸うの？　と　驚いて聞き返すと、

最近　喫煙を始めたそうで、、　10本入りのマルボロライトを　持ち歩いていました。。

私もタバコを吸うので　他人の事は言えませんが、

多少のアルコールは良いけど　タバコは止めた方がいいよ、、　と　軽く注意します。

一日に　数本だけだから、、　と　言い訳していましたが、、

へそピアス　といい、、　喫煙を始めた事といい、、

悪い友達でも出来てしまったのかなぁ、、、　と　少し気になりました。。



同伴出勤の時間が近づき、、　会計を済ませて　お店に行きます。

Rちゃんとは　久し振りの　同伴出勤でした。。

入店する前に、　親友のRMちゃんを　指名して欲しい、、　と　言われていたので、

テーブルに案内された後、　ボーイにRMちゃんの指名も伝えます。

すぐにRMちゃんが席に着き、、　挨拶を交わします。。

ポッチャリ系ですが　かなり可愛い　お姉ちゃんで、、　凄く興味が湧きました。。


日本語は　あまり得意ではない様でしたので、　タグリッシュでの会話です。

何で　初めて会うのに指名されたかが疑問だった様で、、

Rちゃんからの　リクエストだよ、、　と　伝えると、　納得していました。

つい最近、　違う　J-KTVから　移ってきたそうで、、

理由を尋ねると、　仕事仲間との対人関係に　問題が有ったそうです。


ドリンクを出して　色々と話をしていましたが、、

着替えを終えた　Rちゃんも席に着いたので、　3人で乾杯します。

本当は、　もう少し　RMちゃんと　2人きりで　話していたかったのですが。。。


Rちゃんが、　私の事を　ボーイフレンド　コ　（私の彼氏、、）　、、　と　紹介したので、

私は　またまた　少し驚きました。。

Rちゃんからは、　お店では　絶対に2人の関係は秘密だ、、　関係が知られると　

すぐに噂になって　仕事が出来なくなるから、、　と　言われていたからです。

私は　心配になって、、　そんな事教えて大丈夫？　と　小声で伝えますが、、

彼女なら大丈夫、、　と　言って　平気の様です。。

いつも自分から言い出しておいて、、　なんで　自分から破るんでしょうか？？

ただ、　それを契機に　RMちゃんも打ち解けてくれた様で、、

彼女の　プライベートな話も　色々と聴く事ができました。。


冗談を言い合いながら　楽しく過ごしていると、

Rちゃんから、　仕事が終わったら　親友達と飲みに行こう、、　と　言われます。。

早起きしているし　疲れているので、　2人だけでゆっくり飲みたい、、　と伝えますが、、

私の事を友達に紹介したい、、　と　言われ、、　仕方がないのでOKしました。

RMちゃんも飲みに誘い、、　本当は　早く帰宅したい様でしたが、、

最後には　Rちゃんに押し切られて　一緒に飲みに行く事を了承していました。


私が、　疲れている、、　と　言ったので、、

Rちゃんから、　仕事が終わるまで　ホテルで休んでいて、、　と　言われ、

1セット（90分　）　だけで　帰る事にしました。


会計を済ませ、　出口まで見送りに来た　Rちゃんと　別れのキスをし、

夜の繁華街を　ホテルに向かって　ふらふらと歩きます。。

J-KTVの客引き達に　何回も声をかけられ、、　値引き合戦をしている様で、、　

なんとなく　その内の　1軒に　行ってしまいました。。


その店は　Rちゃんの店よりも　大きな店で、、　客も多くて　繁盛していました。

ショーアップで　可愛い　お姉ちゃんを指名し、、

来日経験のある娘でしたので、　日本語での会話でしたが、

私は　かなり酔って　疲れていましたので、、　携帯の番号を交換し、

また今度　ゆっくり会って話しましょうね、、　と　伝えて、

1セットが終わる前に　ホテルに戻りました。

（この時知り合ったのが　Nちゃんで、、　この後も会いましたし、、

　2010年の11月に来日し、　突然　電話をしてきた娘です、、、　）　　



部屋に戻ると　午前零時を廻っており、、　そのまま爆睡しました。。。。



続く



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ホテルの部屋に戻り、、　とりあえず　ハグとキスをした後、　

しばらくは　お互いに黙っていましたが、　私の方から先に話しかけます。

Rちゃんが　トラブルに会っていない事も分かり、　少し安心もしていました。


私 「イカウに会う為だけにマニラに来ているのに（半分は嘘　）、、　」

R 「ソーリー ポッ、、　」

私 「仕事のことも分かるけど、　約束を守れないんだったら終りにしようか？、、　」

R 「アヨ コ～！、、　絶対に約束は守ります、、　」

私 「・・・　イカウは　すでに2回も約束を破ったから、　3回目の後は無いよ、、　」

R 「分かりました、、　決して約束は破りません、、　」

私 「・・・　分かった、、　それじゃ　楽しくやろうか、、　」


私の怒りも収まり、　シャワーも浴びずに　そのままベッドで、、、、
　

Rちゃんが、　前年の　私と出会う直前に　舌ピアスをしたのは知っていましたが、

この時に　へそピアスをしていることに気付きました。。

数日前に　友人に穴を開けて貰ったそうで、、

私は、　みっともないから　やめた方がいいよ、、　と　言いましたが、、

何で？　カッコいいでしょう、、　と　言っていました。。

母親も　へそピアスをした事は　まだ知らなかったそうです。

（現在は　服を脱ぐ時に引っかかって痛い　という理由で、　へそピアスは　やめています、、　）



↑　後日　撮ったのですが、　みっともない　と感じる私が　古いのでしょうか、、、



その後は　ビールで乾杯しながら　私は　今回の予定を詳しく教え、　

パンパンガ（アンヘレス　）　の友人に会いに行く事も伝えます。（大嘘ですが、、　）

翌日か　翌々日に　Rちゃんの家族達にも会いに行く事にしました。


前日が　Rちゃんの給料日だったそうで、、　　給料明細を見せてくれました。

見方がよく分かりませんでしたので、　詳しく説明してくれます。

指名数などが　一定のポイントを越えると　ドリンクバックが　P100/杯に上がるようで、

Rちゃんの給料は　以前のKTVより　2倍以上に増えていました。

私が、　家族の為に仕事頑張っているんだね、、　偉いね、、　と　褒めてあげると、

Rちゃんは、　ディバ～～（そうでしょう ）　と　言って　嬉しそうです。。

ただ、　前借をしていた様で、、　少しづつ天引きで返済していました。。



18時を廻り、、　そろそろRちゃんの出勤時間も迫ってきたので、

私は　最初から同伴する予定でしたが、、

同伴して欲しい？　と　聞いてみます。。

Rちゃんは、　シェンプレ～　と　答えますが、、

私は、　どうしようかな～～　と　ワザと迷う振りをして　意地悪をしました。

仕方ないから同伴するか、、　と　伝えると、、

イェ～イ！！、、　と　子供の様に　奇声をあげて　喜んでいます。。



外出の準備を済ませ、

まず最初は、　Pちゃんが働いている　KIMURA　KTVへ　向かいました。。。。



続く



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予定時刻の少し前に　PR便は　第2ターミナルに着陸し、

Rちゃんに　到着のSメールを　送りますが、　返信がありません。。

（私は　ドコモの携帯を　そのままフィリピンでも使用していました、、　）

前日に電話で話し、　空港まで迎えに来てもらう約束をしていましたので、

少し遅れるのかな？、、　くらいに思いながら、　出迎え場所に向かいます。


出迎え場所にも　Rちゃんの姿は無く、、　何回か電話しますが、

呼び出し音は鳴っていますが　応答がありません。。

何かトラブルにでも会ったのかな、、　と　心配になり、　母親に電話をしてみます。

D君が居たので　英語で喋ってくれましたが、、

Rちゃんは、　妹（次女）のバハイか　会社の寮から通勤しているので

家族達にも　理由が分からない、、　と　言われます。

妹にも電話して貰いましたが、　圏外で　繋がらない様でした。

今度は　私の事を心配した　D君から、　空港まで迎えに行こうか　と　言われましたが、

丁寧に断り、、　1時間近くも　空港の出迎え場所で　Rちゃんを待ちました。。

私は　完全に　待ちぼうけを食らった　痛いオヤジになっていました。。。


何かトラブルに会ったんじゃないか　という心配が半分、　

残り半分は、　約束を　すっぽかした事への怒りも感じていました。

全く　Rちゃんが来る気配が有りませんでしたので、、

イエロータクシーで　予約していたホテルに行ってチェックインし、

こんなことなら　全部　アンヘレス滞在にしておけばよかった、、　と　後悔します。


まだ　何かのトラブルに巻き込まれている可能性も否定出来ませんでしたが、

携帯の呼び出し音は鳴っているのに　全く応答が有りませんでしたので、

恐らく　昨晩に飲みすぎて　早起き出来なかったんだろう、、　と　考えていました。

ホテルの部屋で　独りで考えていると、、

段々と　怒りの感情が高ぶり、、　もう2度と会わない、、　と　思っていました。。

マニラに3泊してから　アンヘレスへ行く予定でしたが、

マニラのホテルをキャンセルして　翌日からアンヘレスに行こうか、、　とも考えていましたし、

とりあえず　今晩は何して遊ぼうか、、　など　悩んでしまいます。。


独りで部屋に居ると　気が滅入ってしまうので、　

両替と、　近くのコンビニまで　飲み物や　日用品の買い物に出かけます。


丁度　ホテルを出たところで　携帯に着信があり、、　Rちゃんからでした。。

怒りを抑えて電話に出ると、、　ソーリー ポッ、、　と　謝り始め、、

空港に来なかった理由は　私の考えていた通りでしたが、、　

昨夜　仕事で飲みすぎて起きれなかった、、　と　言い訳を始めます。

私は、　前月（1月　）にも　約束を守らなかった、、　と　撥ねつけましたが、、

半分　涙声で　謝り続けるので、、

これが最後のチャンスだから、、　と　伝えて、　ホテルで会うことにします。

これから　すぐに向かう、、　と　言っていましたが、、

私が両替を終えて　コンビニで買い物をしていると、

今　着いた、、　と　ショートメールが来ましたので、

私は　電話で、　近くのコンビニで買い物中だ、、　と　伝えます。

すぐに　ガラス越しに　帽子を被った　小柄な浅黒い娘が見えましたので、　

Rちゃんだ　と　思い、　手を振ると、　彼女も私に気付き、

手を振りながら　コンビニに入って来ました。

すぐに　Rちゃんは、　バツの悪そうな表情で　謝り始めます。。

私の怒りは　完全には収まっていませんでしたが、、

買い物を終え、　手を繋いで　私の宿泊しているホテルに戻りました。。。。



続く



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