目が覚めると　12時を廻っていました。

昨夜　Rちゃんは、　仕事が終わったら　すぐに戻る、、　と　言っていたのに、

帰って来たのは　午前6時前でしたので、、、　

仕事の都合もあるのでしょうが、、　電話を1本入れれば済む問題なのに、、

空港での出迎えを　すっぽかされた事も思い出し、、

私は、　自分の事は棚に上げて　かなり気分を害していました。。


独りで　テレビを眺めていると、　ようやくRちゃんも起きだし、

昨夜の事を　謝り始めますが、　私は　聞き流していました。。

翌日からは　単独でアンヘレスへ遊びに行く予定でしたので、、

Rちゃんのバハイを訪問するのは　アンヘレスから戻ってからに変更し、

とりあえず　昼食をとる為、　近くのモールへ行きました。



2人とも　そんなに食欲も無かったので、　簡単にジョリビーで食事をしていると、

ガッシリ体形の　中年のピーノが　カタコトの日本語で　突然話しかけてきました。


ピ　「クーヤ、　コニチワ、、　ワタシノ　コト　オボエテマスカ？　」

私　「・・・・　」

ピ　「ワタシハ　クーヤガ　トマッテル　ホテルノ　ガード デス、、　」

私　「・・・　そうなの？　・・・　」

ピ　「キョウハ　ヤスミデ、　コドモノ　タンジョウビノ　カイモノ　キマシタ、　」

私　「・・・そう、、　誕生日おめでとう、、、　」

ピ　「アリガトウゴザイマス、、アソコニ　イルノガ　カゾク　デス、」　と　言って

出口の方向を指さしますが、、　沢山の人が居て　どの人達かは　判りません。。

私　「・・・　」

ピ　「オネガイ　アリマス、、コドモ二　プレゼント　カウオカネ　モラエマセンカ？　」

ここで　これは詐欺だろうと気がつきましたが、、　トラブルになるのも嫌ですし、、

面倒臭かったので、　ポケットに入っていた　P20札を　1枚渡しました。。

ピ　「・・・コレダケ　デスカ？、、　」

私　「嫌なら返して、、　ところで　何処のホテルの事？、、　」　と　聞き返すと、、

そのピーノは　慌てて　逃げる様に去って行きました。。。

日本語の分からないRちゃんから、　何で　お金を渡した？　と　聞かれ、

事情を説明してあげました。


物乞いされたり　チップを要求されたりした経験は　多々ありますが、、

まさか　ジョリビーの店内で、　詐欺を働こうとする輩が居るとは、、、

最初に　日本語で話しかけられた時に、　気付いて　無視するべきでした。

マァ　被害はP20だったので、　これはこれで　よい勉強になりましたが。。。



食事を終え、　モール内をブラブラと散歩します。

私は　前月に　フィリピンんで　歯の治療をし、　まだ完治していなかったので、

AMOXICILLIN　と　言う　抗生物質を飲んでいたのですが、

残り少なくなってきたので　薬局へ買いに行きました。

Rちゃんも　へそピアスを開けたばかりで　同じ薬を飲む様に言われているそうで、、

2人分を　多目に買いました。　ジェネリックで　P10/錠　程度です。



その後は　ホテルに戻り、　Rちゃんの出勤時間までマッタリ過ごします。

出勤前に　一緒にシャワーを浴びて、、、、

一応　やる事は　やっていましたが、、

Rちゃんに対する興味が、　急速に萎んででいる様に感じていました。。。。



続く



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