Rちゃんに手を引かれながら、細い路地を歩いていきます。

所々に　たむろしているピノイ達の強い視線を感じ、
私はサングラスをしていましたが、視線を合わせない様に注意しました。。

迷路の様に路地を抜け、行き止まりだ　と思った時、
ここが　Rちゃんのバハイ(家）　と言われます。

タクシーを降りた場所からは2～3分程度の距離です。

入口のドアが開いていたので、
テレビを観ている　女の子と、お腹の大きな女性が見えました。


こんにちは（Hello)　と言いながら入っていきます。

女の子はRちゃんの姉妹（四女、当時8歳）で、
お腹の大きな女性は　Rちゃんの母親でした。。

挨拶をして、バクラランで買ってきたお土産を渡します。



Rちゃんのバハイは、
入ってすぐが　4畳半ほどのリビング、左側に　3畳ほどの寝室が2つ、、
奥に　キッチンとシャワー室・トイレが有る様です。

むき出しのブロック壁をカーテンで飾っていますが、
トタン屋根には　無数の小さな穴が見えました。。

とにかく、古くて狭い、、、という印象です、、

私が経験した内では、下の中くらいのレベルかな　と感じました。。

賃貸かスクウオッター（不法住人？）だと思っていましたが、持家だそうです。。


Rちゃんの育った環境を、少しだけでしたが理解することが出来ましたので
来て良かったと思いました。


特に　することも無かったので、
Rちゃんの着替えと旅行の準備が終わったところで、
洗濯物をお願いして　帰る事にします。

帰りがけに、学校が終わった長男（当時14歳）が帰ってきましたが、
挨拶だけして　バハイを出ました。

タクシーを降りた場所まで歩いて戻り、
その先から　トライシクルに乗って大通りまで移動し、
タクシーに乗り換えて、一旦　ホテルへ戻ります。




続く




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